ボム爺です。
オルフェーヴルと言えば、三冠馬でもあり、
凱旋門賞で2年連続の2着馬でもあり、阪神大賞典（G2）の
迷走に代表される「超」個性派の馬でもありました。
新馬戦は勝ちましたが、その後は凡走や惜敗を繰り返し、
皐月賞トライアルのスプリングS（G2）をやっと勝った
時点では「有力馬の1頭」という印象。
それが、あれよあれよと三冠レース全てを圧勝し、
走れば走るほど強さが増している成長ぶりが
誰の目にも明らかでした。
三冠馬になった直後の有馬記念でも古馬を蹴散らし、
オルフェーヴルの時代が到来。
明け4歳の初戦、期待を背負っての阪神大賞典は
・・・・・・・・（苦笑）の大迷走（動画をどうぞ）＾＾；。
一見、故障発生かと思うくらいの失速＆コースロスから
レースに参加しなおしての激走で2着。
次の天皇賞では凡走するも、宝塚記念で復活の狼煙をあげ、
2年連続の凱旋門賞2着、引退レースの有馬記念では
大差の圧勝劇。
良くも悪くも強烈なインパクトを残した名馬でした。
人間でも同じですが、個性だけでは世間や業界で
認められ辛く、どちらかと言うとマイナスイメージが
残りやすいですが、本業で圧倒的な強さを誇ると、
個性は強力なブランドに昇華していきます＾＾
「むちゃくちゃ強い馬」というだけでなく、
多くのファンに支持され、愛され続ける馬になりますよね。
オルフェーヴルは、そんな馬でした。
全レースの走りを動画でどうぞ。
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